4月です。新学期が始まりました。
いよいよ始まる建築学科生としての生活や、本格化する設計課題を前に期待と不安が入り交じる季節です。
中でも建築学科生悩みのタネが、設計課題で必要なPCソフトの多さです。
- どのソフトがどのような役割を果たすのか、
- それぞれの違いはなんなのか、
- 自分はどのソフトを買うべきなのか、
- かっこいい建築パースやキレイなプレゼンボードのためには何が必要なのか
- そもそもどのようなソフトが有るのか……
悩みはつきません。
この記事では、各種ソフトを3つに分類し整理することでソフト選びのパースペクティブを掴むための記事まとめページです。
ソフト一覧
本ブログでは、建築学科生が利用するソフトをⅠ.調査、Ⅱ.設計、Ⅲ.発表の3つに分類し、解説しています。
現在のあなたの直面している課題・問題に応じて、必要なページにアクセスしてください。
Ⅰ調査ソフト
設計課題序盤、敷地の情報を調べたり、周辺敷地の地図データをダウンロードしたり、地理・気候・統計的なデータを扱うサイト・ソフトの一覧です。
目録
- GoogleMap・GoogleEarth
- 国土地理院基盤地図情報サイト
- VectorMapMaker
- カシミール3D・カシバード
- 地理院地図
- RESAS
- 古地図コレクション
また、業界調査・情報収集用のツールとしてこのブログではKindle Unlimitedを強く推奨しております。
Ⅱ.設計ソフト
かつて製図は紙と鉛筆と定規で行われていましたが、今日ではCADと呼ばれる設計用ソフトによって行われています。
建築学科生が、図面を製図したり建築パースを作るために必要なソフトについて、それぞれの特徴・シェア・値段も踏まえ比較検討する記事です。
目録
- Jw_cad
- AutoCAD
- SketchUp
- 3ds MAX
- Rhinoceros 3D
- Revit
- ArchiCAD
- VectorWorks architect
Ⅲ.表現ソフト
図面や模型写真はそのままでは伝えたい魅力の半分も伝わりません。
適切な加工・編集・強調・レイアウトが行われて初めて一つの作品となります。
この記事では、あなたの設計作品をまとめ上げ、プレゼンボードやポートフォリオとしてまとめるのに必要なソフトウェアとその購入プランを紹介しています。
目録
- Illustrator
- Photoshop
- InDesign
- Inkscape
- GIMP
- SketchUp
- 3dsMAX
さらに、モデリングソフトによって作成したモデルと使った、建築パースやVR空間の作り方については、下記の記事に収録してあります。
レンダリング?レタッチ?お洒落でリアルな建築パースを作るための基礎知識 – 建築学科ごっこ
目録
レンダリングソフト
- V-ray
- LUMINO
- Flamingo
VR対応ゲームエンジン
- Unity
- Unreal Engine4
作りたいもの別|ソフト学習の手引き
▼図面・模型写真・手描きパースなど、最終的に作りたい建築プレゼンの成果物別に、必要なソフトの学習のまとめ記事を作成しました。
学習方法関連記事
上記ソフトのうち学びたいソフトが決まったら、そのソフトを使いこなすまでの訓練が必要となります。
このブログでは、多角的な観点から学生の独学・自習・トレーニングを支える記事を執筆しております。
下記記事一覧を参考にしつつ、適宜不足している能力を伸ばしましょう!
▼CADを学び始めるタイミングについて。
▼学び始めるならどのCADがいいの?→迷ってるくらいならJw_cadを始めよう!
▼製図リテラシー・設計力を独学で磨く方法
▼練習用の建築図面はどこで手に入るの?
▼表現ソフトの効果的な使い方が知りたい!