建築学科ごっことは?

【CPU・メモリ・ストレージ】建築学生がPCを選ぶ前に知っておきたい3つの専門用語

初めてPCを買うときの大きな障害となるのが、PCスペックにまつわる専門用語でしょう。
この記事では、PCのスペックの中でも特に重要な単語である

  • プロセッサー(CPU/GPU)
  • メモリ(RAM)
  • ストレージ(HDD/SSD)

の3つの単語を中心に、その意味を紹介していきたいと思います。

PCのスペックを意味する4つの指標

俗に「ハイスペック」という表現がなされるのは、前述の

  • プロセッサー(CPU/GPU)
  • メモリ(RAM)
  • ストレージ(HDD/SSD)

にまつわる性能の高低を指す場合が多いです。

というのもこの4つの数値が、人間で言うところの「頭脳」にあたる部分だからです。
そのため、利用したいソフトの性能に対しこの数値が低すぎると、操作が重くなる、ソフトが動かなくなる、PCがクラッシュするということが頻繁に発生します。

一つずつ順番にみていきましょう。

プロセッサー(CPU/GPU) 

PCの演算と制御を司る装置です。
「Intel入ってる?」のキャッチコピーでおなじみIntel社が開発しているのもこのプロセッサーです。
同じくプロセッサーを開発している企業としてはAMD社やNVIDIA社があります。

CPU(中央演算処理装置)

また、よくCPUという単語も登場しますが、これはCentral Processing Unit(中央演算処理装置)の略称で、ほとんどプロセッサーと同じ意味です。

市販のPCに搭載されているCPUの大半はIntel社のもので、

  • Core i9
  • Core i7
  • Core i5
  • Core i3

などの種類がありますが、一般に数字の大きいものほど高性能です。
(まれにPentium, Celeronというシリーズが搭載されているものもありますが、極めて性能の低いローモデルです)

また、「ダブルコア」「クアッドコア」などの単語を目にすることもあるかと思います。
これは一つのPCに二つのCPU(クアッドコアなら4つのCPU)が搭載されていることを意味します。
建築学科では、BIMや3Dモデリングを行う場合、こうした複数のコアを搭載しているPCが必要になってきます。

そのほか、CPUの性能を表す数値としてクロック数(単位はHz)もありますが、初心者のうちはあまり気にしなくても大丈夫だと思います。

GPU(Graphic Processing Unit)

ただし、ゲーミングPCやクリエイター向けPCなど、CPUだけでは映像処理が追いつかないような用途のPCを作成するときは、CPUを補助するために「GPU」と呼ばれるもう一つのプロセッサーを搭載することがあります。

GPUはCPUと違って、どんなPCでも必要というソフトであはありません。
大抵のPCでは、CPUがGPUの役割も果たす「内蔵GPU」という形式を採用しています。
特に10万円以下のノートPCには、ほぼ間違いなくGPUは搭載されていません。
(MacBookで言えば、MacBook Airにも、MacBook Proの13インチ型にも搭載されていません。)


建築学科でも、普通のCADソフトで図面を作成したり、プレゼンボードを作成するぐらいであれば特にGPUを気にする必要はありません。

建築学生におすすめのPCの選び方|グラフィックボードに関する補足

しかし、3Dモデリングや動画処理などのより高次元な創作活動をする場合は、このGPUを意識する必要がでてきます。
厄介なのは、10万円以上もする高価なPCでありながら、GPUの載っていないPCがある点です。

そのため、せっかくBIMやVRエンジニアリングにも手を出そうとハイスペックなPCを買ったつもりが、そのPCにはGPUが載っていなくて、20万円もしたPCが全く役に立たないという自体も発生しうるのです。

本格的なPCを購入したいとお考えの方は、必ずGPUにも注目して購入しましょう。

建築学生が買ってはいけないノートPCの特徴

メモリ(RAM)

「メモリ」という単語から、情報を保管しておける容量と勘違いされがちですが、どちらかと言えば「同時並行で作業する能力」というイメージに近いです。

Youtubeで音楽を再生しながらPDF資料を開きつつ、CADソフトで製図をする、のようにいくつものソフトを並行して立ち上げたとき、この「メモリ」の数値の低いPCだと、PCがいっぱいいっぱいになって動作が遅くなりやすいです。

スペックとしては

  • 4GB
  • 8GB
  • 16GB
  • 32GB

の4つが主流です。

4GBはロースペック、8GBはクリエイティブな活動にはやや不足、32GBはかなりハイスペック、ぐらいの感覚でしょうか?
大体の建築学生は8GBか16GBのPCを使っているかと思います。

ストレージ(HDD/SSD)

これは、パソコンで作成した図面データや、ダウンロードしたアプリケーションなどのデータをどのくらい保管できるかという数値です。

単位はメモリと同じく「GB(ギガバイト)やTB(テラバイト)」で、市販のモデルでは

  • 128GB
  • 256GB
  • 512GB
  • 1TB
  • 4TB

と幅広く揃っています。

メモリやCPUと違い、HDDやSSDはノートパソコンでも外付けが容易なため、優先度は下がります。
(CPUやメモリの増設はPCのネジを外して基盤を取り換える大掛かりな改造が必要ですが、ストレージを増やしたければUSBで接続すればOKなので)

しかしストレージの数値に余裕がないと、前述のプロセッサーやメモリが本領を発揮できないという側面もあるようなので、予算に余裕があれば、より大きな容量をもつPCの購入を検討してみてください。

結局どのデータを見ればいいの?

もちろん、PCの値段や性能を決定する要素は他にもたくさんあるのですが、ひとまず初心者の方は、「プロセッサー・メモリ」の2つの数値に注目してください。

CPUとメモリの性能は車輪の両輪なので、

  • CPUは低いけどメモリは大きい
  • メモリはしょぼいけどCPUはハイスペック

というPCはまずありません。
また、あるソフトが使えるか否かをもっとも左右するのも、この二つの数値です。

まとめ

さて、一通り単語の意味を理解したところで、次に気になる点は
「どの程度のスペックがあれば、どんなソフトが扱えるのか?」
「そのためには、どのくらいの予算が必要なのか?」
という点だと思います。

それをまとめたのが、下記の表です。

この表を作るうえで必要な知識は、下記の2記事にて紹介しております。
本記事に合わせて、こちらもごらんください 。

建築学生のよく使うソフトと、それに必要なPC性能一覧 初めてPCを買う建築学生は、まずMacBookで相場を把握するのがいいと思う

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